タイトル:自然人 2017 秋 No.54 電子ブック【サンプル版】

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概要

自然人 2017 秋 No.54 を抜粋した電子ブックのサンプルです。

ダイヤ浜(福井県美浜町)れている。金沢城の石垣にも安山岩(戸と室むろ石いし)が使わとができる。いろいろな川で古い時代の安山岩を見るこきた地層が東西に帯状に広く分布しており、石英(やや透明感のある薄い灰色)黒雲母(黒色の粒)長石(白色の粒)石英や黒雲母、長石などの鉱物が集まってできている?????????岩石名花こう岩(花崗岩)分類なくても、北陸では中新世の火山活動でで白山・立山のような新しい火山が近くに火成岩-深成岩産地富山県富山市(常願寺川)クさを感じずにはいられない。???????????????????????????????最も普通である。石名が決まるが、日本の火山では、安山岩がてできた岩石。溶岩は、その組成によって岩白山や立山などの火山から溶岩が噴出し安山岩るのだから、地球のダイナミッ?????????????れが地殻変動により、現在地表に現れていグマがゆっくりと冷え固まってできる。そ花こう岩は、地下数?数十kmの深さでマられるので、日常生活で目にする機会も多い。御影石として建物の外装や墓石によく用い斜長石や角閃石などの鉱物が点在するのが特徴?????????岩石名分類ている。イヤ浜」といった白く輝く美しい砂浜を作っしてできた石英や長石の砂粒が、「水晶浜」「ダ福井県では敦賀市周辺に分布しており、風化斜長石(白色で長方形の粒)安山岩火成岩-火山岩石で、富山県東?中部の川では多く見られる。産地福井県永平寺町(九頭竜川)???????????????????????????????北アルプスの多くの峰々をつくっている岩花こう岩???????????????角閃石(黒~褐色で柱状・不定形の粒)東尋坊(福井県坂井市)の石も安山岩?????その見分け方をいくつか紹介します。北陸の川原で普通にみられる石と※断面図は実寸で掲載しています。の楽しみがあると思うのです。こを読み解くプロセスにこそ、石から、困ったものです。しかし、そどんどん表情を変えていくのですまれます。さらに、風化により、顔つきの異なる多様な岩石が生の成分や冷え方の違いにより、ります。成因が同じでも、マグマまってできる石に花こう岩があマグマが地下深くで冷え固推理する。まるで名探偵です。〝誰も見ていない石のでき方?を拠(観察事実)をたくさん集め、てできたのかを判断します。証か、あるいは強い熱や圧力を受けもったものが固まってできたの冷え固まってできたのか、降り積その石の成因、すなわちマグマがきているかを観察します。そしての鉱物が、どのように集まってでには、その石にどのような種類石(岩石)の名前をつけるためいうことがしばしばあります。鑑を見ても、よくわからないとため、石の名前を調べるときに図多様さに気がつくでしょう。その一つとして同じものがないそのちょっと石を観察してみれば、石の名はどのようにつけられるかこれらの石は全て「花こう岩」。石をつくっている鉱物の種類や粒の大きさの違いによって、見かけは大きく変わる19