タイトル:自然人 2017 秋 No.54 電子ブック【サンプル版】
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自然人 2017 秋 No.54 を抜粋した電子ブックのサンプルです。
hunt [hΛnt]´【名(動)】狩猟(する)、捜索・追及(する)、追跡(する)「ガールハント」などという死語になった和製英語に倣うわけではないが、ここでは、自然界のものを見る・聞く・味わう・ふれる・探ることをNATURE-HUNTと呼ぶことにする。カエデ類が彩る山の紅葉日本の秋を彩る紅葉。紅葉する葉は数多くあれど、代表といえばやはりカエデだろう。紅葉ハントの入門として、目にすることの多い7種類のカエデを見分けられるようになれば、これまでよりチョッピリ深く秋の山歩きを楽しめるかも……。文・写真栂典雅紅葉入門・カエデ基本7種鋸歯葉柄葉身ウリハダカエデの幼木。生長した葉と若い葉では形も異なる裂片(2枚の葉が対になって付く)である。に似ているが、カエデ類の葉の付き方はすべて対たい生せいなお、ハリギリや若いアカメガシワなどの葉は、カエデかを判断するには、とにかく多くの葉を見ることだ。付く位置や時期によって異なる。どれが典型的なのを記載した。当然、個体差もあり、同一木の葉でも葉の裂れっ片ぺん数や長さなどは、典型的と思われるものついて末尾でふれた。だけ解説文中に追記するように努め、さらに数種にを選んだつもりだ。また、各々に関係する種をできるく見られ、葉で見分けるために最低限必要となる種いえば概ね1,600mあたりまでの山中で比較的よ山・里山から夏緑広葉樹林帯(ブナ帯)上部、標高でここで取り上げる7種類のカエデは、北陸の低はじめに44