タイトル:自然人 2017 春 No.52 電子ブック【サンプル版】
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自然人 2017 春 No.52 を抜粋した電子ブックのサンプルです。
が完成し、日本電力(株)への送電が県営の中地山、松ノ木、上滝各発電所川で開始された。大正13年(1924)、富山県営の水力電気事業は常願寺術が凝縮されているといえよう。には日本が世界に誇る、近代防災技度治めることが可能となった。そこ中地山発電所(国の登録有形文化財)〔T〕DATA中新川郡立山町芦峅寺など076(481)1160(富山県立山カルデラ砂防博物館)076(444)3434(富山県教育委員会生涯学習・文化財室)※立山カルデラ内は一般立入禁止だが、7月~10月に立山カルデラ砂防博物館が主催する立山カルデラ砂防体験学習会に参加すれば白岩砂防堰堤なども見学可能。開催日や申込方法、料金など詳しくは同博物館のHP(http://www.tatecal.or.jp/)を参照。本宮砂防堰堤と各発電所は外観のみ見学自由。北陸道立山ICから約40分で立山カルデラ砂防博物館富山地方鉄道立山駅下車、徒歩約1分で立山カルデラ砂防博物館昭和12年に完成した本宮砂防堰堤(国の登録有形文化財)〔S〕なシステムにより「暴れ川」をある程直轄の砂防技術と水系一貫の総合的m3は日本一の規模を誇る。これら国流域の貯砂施設で、貯砂量500万実現させている。本宮砂防堰堤は中より緑が復元され、自然との共存を代化のうねりを体感できるだろう。は22基からなり、山腹工との併用に生きる遺産を訪れることで富山の近有数の高さを誇る。泥どろ谷たに砂防堰堤群選手」である。いまもは108m。いずれも日本一かつ世界の近代化遺産は「現役の高さ63m、副堰堤をあわせた総高これら常願寺川流域たらす「暴れ川」へと変貌した。この基幹となる砂防施設である。本堰堤る。昇し、そのため大雨ごとに水害をも正雄博士が計画した常願寺川水系のとしても見応えがあ見どころに大量の土砂が流れ込んで河床が上白岩砂防堰堤は、砂防の父・赤木鉄筋コンクリート建物白岩砂防堰堤を見学するなら体験学習会のバスコースの方が先着順でトロッココースより申込やすいです。日本屈指の急流河川である常願寺川情熱を今も伝えている。ら三つの発電所は初期ラ内の大おおとんびやま鳶山・小こと鳶んび山やまが崩壊した。は、幾度も洪水と闘ってきた先人のるようになった。これ震が発生し、その激震で立山カルデかった。流域に点在する近代化遺産は「電力王国」と呼ばれ安政5年(1858)、安政飛越地「暴れ川」を治めることは容易ではなはじまる。後に富山県文○高野靖彦(富山県[立山博物館]・学芸課主任)写真提供○立山砂防事務所〔S〕・富山県教育委員会〔T〕常願寺川の砂防堰堤群と旧県営発電所世界に誇る、日本の近代防災技術が集結する昭和14年に竣工した白岩砂防堰堤(国指定重要文化財)〔S〕TOYAMA#113立山砂防工事専用軌道のトロッコ列車(国の登録記念物)〔S〕