タイトル:自然人 2017 春 No.52 電子ブック【サンプル版】
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自然人 2017 春 No.52 を抜粋した電子ブックのサンプルです。
往時は第1・第2工場棟と玄関・事務室だった建物などを保存・活用している。市指定文化財・近代化産業遺産。写真提供/ゆめおーれ勝山(上)最大規模を誇る八号堰堤。(下)側方を水が流れる。写真提供/南越前町観光まちづくり課見どころ人力で石を積み上げた堰堤が今も機能していることに驚かされます。見どころおみやげ処に加えて手織り体験やまゆ玉を使った工作が楽しめます。きはたや記きゅうきのしたきぎょうねん念じょう〕〔旧木下機業場かん館かつやまゆめおーれ勝山100年にわたり稼働した工場を活用福井の絹織物全盛期の明治37年に「木下機業場」として建てられて以来、戦中・戦後も絹織物を生産し続け平成10年まで実際に操業していた建物。同18年に勝山市の文化財に指定され、同21年には「ゆめおーれ勝山」として生まれ変わった。内部には、昭和期に実際使われていた織物関連の機械が稼働して展示されるなど、勝山の絹織物の歴史が学べる施設となっている。DATA勝山市昭和町1-7-40 0779(87)1200 9時~17時(カフェコーナーは10時?19時)年末年始無料(体験は別途料金が必要)北陸道福井北ICから約35分館内では当時の大型揚水ポンプを展示しているさアカタン砂ぼう防えん堰てい堤ぐん群明治の砂防技術が今もなお生きている赤谷川の土砂災害を防ぐため、明治30年代に築かれた。水通しが側方にあることや、堤内部に小礫を主体とした透水性の材料を用いて水圧を低減するなど、他地域で同時期に造られた堰堤とは異なる構造をしており、今もその機能はほとんど失われていない。当時の優れた知識や技術が結集した遺産である。現在は周辺に散策路が整備されており、気軽に見ることができる。見どころ柱周りなどに西洋古典主義的な意匠が用いられています。DATA南条郡南越前町古木0778(47)8002(南越前町観光まちづくり課)見学自由北陸道今庄ICから約10分ふく福きゅうい井あすわし市ようすい水どう道き記すい〔旧足羽揚水ポンプ場ねん念じょう〕かん館福井市の水道の始まりを物語る場所近代化の中で良質の飲料水と防火用水の必要性が高まり、福井市の上水道事業が大正7年に計画された。この建物は、浄水場できれいにした水を足羽山の配水池へ揚げるためのポンプ場として大正13年に建設され、平成3年まで約70年間使用されていた。貴重な大正時代の洋風建築であることから市民の保存要望を受け、現在は水道記念館として公開されている。DATA福井市足羽1-7-35 0776(35)6751 9時~16時30分月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始無料JR福井駅から約5分げんさばえ現きゅう〔旧さば鯖え江ち地ほう方だい代おり織もの物び美けん検さ査じゅつ術じょ〕所センター鯖江で作られた人絹織物の品質保持に貢献した見どころ近代産業の中核を担った繊維関係事務所の数少ない遺構です。現在はアートセンターとして個展や展示会等が開かれている。写真提供/鯖江市教育委員会文化課福井県の人絹織物産業の中でも鯖江市は中心的な地位を占め、昭和12年から14年にかけて最盛期を迎えた。明治29年設立の生糸検査所鯖江出張所を前身とした旧鯖江地方織物検査所は、人絹織物の品質を確保し産地としての信用を高めるために昭和10年に建設。当時鯖江近辺で製造された人絹織物は、ここで合格したもののみ出荷された。内部には当時使われていたカウンターが残っている。DATA鯖江市旭町1-6-60778(51)863910時30分~18時水曜(臨時休館あり)無料JR鯖江駅から約5分29