総合力には、理由がある。なぜ当社は多彩な業務を手掛けているのか。その理由は、お客様のさまざまな目的を達成するため。多彩なクリエイターが生み出す統合力が、あらゆるニーズにお応えします。

環境にやさしい印刷

水なし印刷

水なし印刷とは ・・・ それは、水を汚さない、という選択肢。

水なし印刷とは、有害物質の使用量や排出量が従来に比べて圧倒的に少ない印刷方式のことです。一般に行われているオフセット印刷の場合、刷版工程で強アルカリ性の現像廃液が発生し、印刷工程で各種有害物質を含んだ湿(しめ)し水を使用します。これに対して、水なし印刷は環境、水質にやさしい、画期的な印刷方式なのです。

水なし印刷とは、現像後の廃液量や環境汚染物質を大幅にカットし、印刷工程での廃液はゼロ

バタフライロゴ

バタフライロゴ

地球規模での環境保全が推奨されるなか「水なし印刷」は各方面から大きく注目され、「大豆油インキ」と同様に「水なし印刷」にも認証マークを制定する声が高まり、1993年アメリカ.シカゴに本部を置くWPA(水なし印刷協会 - Waterless Printing Association)により左記のバタフライロゴが制定されました。
「水なし印刷」の印刷物のみ表示が許可されているロゴマークです。 一般社団法人 日本WPAのメンバーである当社で印刷する印刷物には右記の公式ロゴマークを入れることが出来ます。

CTP

CTP(Computer To Plate) ・・・ それは、ごみを減らす、という選択肢。

CTP(Computer To Plate)とは、デジタル原稿から直接刷版を出力することで、これまで産業廃棄物として捨てられていた製版フィルムが発生しないのと同時に、有害物質を含むその現像廃液もなくす、今主流の印刷システムです。

CTPでは使用済みの刷版は、回収業者によってリサイクルされます

植物油インキ

植物油インキとは ・・・ それは、自然と資源を守る、という選択肢。

当社では、1996年より「大豆油インキ」を使用してきました。しかし、地球温暖化に伴う異常気象による穀物の凶作、バイオ燃料の需要拡大により、穀物である大豆の価格が大きく変動しています。また、食料である大豆に限定して食品ではないインキの原料とするのは望ましいこととは言えません。そこで、非食用の植物油も原料としたインキである「植物油インキ」が2009年より一般に販売され始め、当社でも2010年より採用しています。
また従来の石油系鉱物油インキとは違い、大気汚染やシックハウスの原因となる揮発性有機化合物(VOC)を含まない、Non-VOC タイプの植物油インキも使用できます。

植物油インキマーク

植物油インキマーク

大豆油インキと品質は変わりません
植物油として、大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油、またリサイクルした廃食用油などを含みます。

Non-VOCインキマーク

Non-VOCインキマーク

石油系の揮発性有機化合物(VOC)を含まないインキで印刷された印刷物に付けられるマークです。

FSC®森林認証(CoC)

[森林認証制度]とは、FSC®(森林管理協議会)が正式に認定している独立した第三者機関(認証機関)が、森林管理をある基準に照らし合わせてそれを満たしているかを評価し、認証する制度です。
単に森林や森林を管理する林業者に与えられるだけでなく、そこから生産された原料である木材やパルプ等から家具や用紙等を製作する加工過程や流通過程、印刷などの2次加工における加工や流通工程までも含みます。森林や林業者にあたえられる認証を[森林管理の認証(FM認証)]と言い、加工会社や流通業者に与えられる認証を[加工・流通過程の管理認証(CoC認証)]と言います。
当社はCoC認証を取得しています。
また当社では、非認証紙であっても、以下に由来する木材を原料としているものは、購入しない方針です。

  1. 不法伐採された木材
  2. 遺伝子組み換えによる木材
  3. 伝統的、慣習的、あるいは市民権の侵害、又は先住民やその他社会的利害関係者との論争が明らかに存在する地域からの木材
  4. 非認証の高保護価値森林からの木材

FSC® C007925